■チューインガムの原料 〜木の樹液を採取〜
チューインガムを噛んだ後に残る部分をガムベースといいます。
その原料の植物性樹脂は、中南米や東南アジアに生える特定の樹木から採取されます。
代表的なものに、サポディラの木の樹液を煮つめたかたまりの天然チクルがあります。
その他、ガムベースの原料には酢酸ビニル樹脂、エステルガム、ポリイソブチレン、炭酸カルシウムなどがありますが、これらの安全性は各種の試験で確認されています。
また、砂糖、ブドウ糖、キシリトールなどの糖原料(甘味原料)や、ガム全体を軟らかく、噛み心地をよくする安全な軟化剤、ミントやフルーツなどの香料がチューインガムの原料です。これら原料のハーモニーで、おいしいガムができあがるのです。