■6月1日って何の日? 〜平安時代の歯固めの祝いがヒント〜
6月1日は、チューインガムの日。 これは平安時代、6月1日と正月に行われた「歯固めの祝い」に倣って定められたものです。
当時、歯や歯茎の健康が長生きの条件だと考えられていたため、年に2回、鏡餅や鹿肉、干し柿などの固い食べ物を噛んで噛むことの大切さを戒めたというわけです。
当時の人々はこの儀式を通して、自分の歯の健康のバロメーターとしたり、歯を丈夫にしていたんですね。もちろん「噛むこと」の大切さは現代も変わりません。むしろ科学的な実験による研究で、幅広く証明されています。
日本チューインガム協会では噛むことの大切さを多くの人に知ってもらうため、「チューインガムの日」を制定して以来、毎年チューインガムをテーマにしたイベントを開催してきました。
‘99年には平安時代の十二単衣を身にまとった女性が、実際に「歯固めの儀」を実演しました。
この「チューインガムの日」をきっかけに、現代人も負けずにガムで噛む習慣を身につけたいですね。