チューインガムのマナー

「かむことは健康のひけつ」と、ガムが見直される一方で、どうしてもなくならないのが「ポイ捨て」。
悪いことだとみんな分かっているけれど、「つい…」とか、「軽い気持ちで…」ポイ捨てをしていませんか?

ここで『待ち合わせ場所におけるポイ捨て率』のデータを見てみよう。渋谷(しぶや)ハチ公前でのポイ捨て行動について調べてみた結果、ガムは3.2%と低い数値。そう、たったこれだけの人たちの、たった1枚のガムなのに、あとで大きな迷わくを引き起こしてしまうのが「ガムのポイ捨て」の残念なところ。
せっかくおいしくガムを食べたのだから、後始末までマナーを守って気持ちよくしませんか?

実際に「ガムのポイ捨て」が引き起こす迷わくについてちょっと思い出してみて。
これから出かけるというのに、くつの裏にふんでしまったガムがベッタリ。歩くたびにペタペタと地面に吸い付く気持ち悪さとイライラ。みなさんも一度はこんな経験はありませんか?

道路や駅のホーム、公園などをよごすガムのかみかすも本当に見苦しいもの。
駅のホームでは、清そうの人がひとつひとつヘラのようなものでガムをけずり取っていたり、街をあげて清そう活動を行っているところもあったりと、「ポイ捨て」から街や道を守るのは思った以上に大変なこと。

やっぱり、かんだ後はきちんと紙に包んでくずかごに捨てましょう。

ガムには包み紙がいっしょについてますよね。ボトルタイプには、見当たらないって?いえいえ、ふたを開けると、中にはきちんと捨て紙が入っていますよ。
まれに、ガムの間や、ボトルの底に入ってしまっている場合があるので確認してね。

「NOポイ捨て」運動