■えっ!?懸賞で1000万円! 〜760万通の応募が殺到!〜
「天然チクルのロッテガム50円で特賞1000万円ズバリ当たる」。
昭和36年(1961年)4月に発表したこの懸賞広告のインパクトは、大変なものでした。
現在の感覚でいうと1億円ほどにもなる賞金に、予想の10倍を超える760万通もの応募が殺到。
過去例を見ない大懸賞に日本中が沸き立ちました。
この懸賞の最大のねらいは、ロッテのチューインガムは噛み心地を主体にした最良のガムというイメージを定着させることにありました。
「ロッテ=最良のガム」というイメージはこのとき定着し、ついに売り上げは業界トップに!
高品質にこだわったロッテが提唱した、新しいガムの常識による勝利でした。