チューインガムのおもな原材料は、この3つです。それぞれの原材料がたすけあって、おいしいチューインガムをつくっているのです。
1.ガムベース ~噛み心地を決めるもの~
チューインガムを噛んだ後に残る部分をガムベースといいます。その原材料の一つである植物性樹脂は、中南米や東南アジアに生える特定の樹木から採取されます。サポディラの木の樹液を煮つめてかためた天然チクルなどがあります。
2.甘味料 ~あまさを決めるもの~
ガムベースはそのままでは味がありません。ガムのあまさは、いろいろな甘味料であとから付けられます。砂糖のほか、虫歯になりにくい「キシリトール」も甘味料のひとつです。
3.香料 ~かおりをつけるもの~
かおりをつけるためには、香料を使っています。すっきりとしたかおりには天然ハーブであるペパーミントなどを、フルーティなかおりには果物からとりだした植物精油を加えたりします。いくつかの香料を混ぜることで、いろいろなかおりをつくりだすことができます。