基本的な考え方
健康意識の向上や少子高齢化、食生活の多様化といった社会変化を背景に、「おいしい」だけでなく「体にいい」ものを「手軽に」摂りたいという消費者ニーズが高まっています。ロッテは、創業以来培ってきた知見や技術を活かし、身体はもちろん、心の健康にも役立つ製品の研究・開発に注力しています。時には他分野の企業や外部の研究機関とも協働し、ロッテが大切にしてきたおいしさを軸に、食における新しい価値で社会課題の解決に貢献するイノベーション―「ロッテノベーション」を積極的に推進しています。
キシリトール オーラテクトガム
ロッテはガムを中心として成長してきた菓子メーカーとして、ガムのさまざまな特長に注目し、単なる嗜好品としてだけではなく付加価値をもたせる研究に力を入れてきました。そうした成果の一つとして、歯垢の生成を抑え、歯ぐきを健康に保つユーカリ抽出物を配合した「キシリトール オーラテクトガム」を開発しました。「嗜好品としてのガム」に、「歯ぐきを健康に保つ」という新たな機能を付加し、人々の生活をより豊かにしていきたいと考えています。

乳酸菌ショコラ
ロッテではお菓子と乳酸菌を組み合わせることで、新しい価値を提供することができないか、検討を続けてまいりました。その結果生まれたのが「乳酸菌ショコラ」です。乳酸菌をチョコレートで生きたまま包むロッテ独自の製法により、常温で持ち運べて、時間や場所を選ばず気軽に食べることができます。これによって、乳酸菌を“生きたままいつでもどこでも摂れる”という新しい価値を社会に提供することができました。

噛むこと研究室
ロッテはガムを中心として成長してきた菓子メーカーとして、「噛むこと」の研究にも力を入れてきました。「噛むこと」は脳や心、身体にまで多大な影響を及ぼしており、医学や科学の進歩によって「噛むこと」の重要性や、意外なチカラが明らかになってきています。引き続き、「噛むこと」の研究と成果の発信を通じて、人々の豊かな生活に貢献できるよう取り組んでまいります。
※「噛むこと研究室」のホームページでは、「噛むこと」に関する情報を発信しています。