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基本的な考え方

ロッテでは、地球環境の保全が生命の存続に係わる最重要課題であり、その恩恵を受けて我々のビジネスが成り立っていると捉え、持続可能な地球環境の実現に貢献することが重大な責任であると考えています。
私たちの環境に対する考え方を、2018年に改定した「環境方針」で明文化し、全従業員がこの考え方を共有し、事業活動全体で取り組んでいます。なかでも「低炭素社会」と「循環型社会」の実現に向けた貢献を重点課題と位置づけ、その実現のためにグループ全体で取り組んでいます。

環境方針

私たちは、地球環境の保全が生命の存続に係わる最重要課題として捉え、地球の一員として継続的な改善活動を行い、皆様から信頼される会社であり続けることを目指します。

  1. 私たちは、天然資源を有効に活用するよう、省エネルギー・廃棄物削減活動を継続します。

  2. 私たちは、限りある天然資源を未来の世代も使用できるよう、環境保護活動を行います。

  3. 私たちは、企業活動から発生する生物・水・空気への汚染物質を適正管理し、削減します。

  4. 私たちは、地球温暖化対策に貢献するために、温室効果ガス排出の抑制活動を行います。

  5. 私たちは、環境関連法規、自主管理基準を遵守します。

  6. 私たちは、持続可能な社会づくりに必要なこれらの取り組みを行うために、継続的に教育活動を行います。

低炭素社会の実現に向けて(物流での環境配慮)

ロッテでは、低炭素社会の実現に向けた取り組みのひとつとして、物流に伴う環境負荷の低減に取り組んでいます。効率的な商品の積載に努めるとともに、同業他社との共同配送やモーダルシフトを推進しています。

※共同配送とは
同業他社や運送業者、倉庫業者等と協力し、商品の配送を共同で行うことをいいます。配送に関わるトラックの必要台数を減らすことで、二酸化炭素排出量の削減につながります。

共同配送

※モーダルシフトとは
トラックによる配送を環境負荷が低く大量輸送が可能な海運または鉄道に転換することをいいます。ロッテでは、この一環として海運の活用を推進しており、現在は九州から大阪及び、東京から北海道への輸送に海運を使用することで二酸化炭素排出量の削減に努めています。

モーダルシフト

循環型社会の実現に向けて(3Rの取り組み)

ロッテでは、循環型社会の実現に向けた取り組みとして、限られた資源の有効活用に努めるとともに、リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)の3Rを実践し、廃棄物の低減に取り組んでいます。

リデュース(Reduce)の事例:包材の削減、軽量化

製品の包材使用量を削減することは、省資源化はもちろん、お客様の喫食時に出るごみの削減にもつながります。ロッテでは、各種の品質試験を実施し、商品の品質を守るという最も重要な包材の役割をきちんと確認した上で、包材の削減や軽量化に取り組んでいます。

シュリンクフィルムの薄肉化
シュリンクフィルムの薄肉化

シュリンクフィルムの厚みを減らすことで軽量化を実現しました。

軽量化
軽量化

外箱に使用する厚紙をより軽量なものに変更したほか、個包装の幅を見直すことで軽量化を図りました。

リユース(Reuse)の事例:フードバンクへの協力

ロッテはフードバンク活動に賛同し、NPO法人を通じて自社製品寄贈の協力を行っています。フードバンク活動とは、食料を必要としている人や福祉施設などに食品を無償で提供する取り組みです。自社製品の寄贈を通じて、「おいしい」「たのしい」という食の喜びを伝える一助となるだけでなく、食の有効活用にもつながる有意義な取り組みと考え、今後もフードバンク活動への協力を継続していきます。

食の安全・安心

リサイクル(Recycle)の事例:ゼロエミッション

ゼロエミッションとは、リサイクルを徹底し、ある産業では廃棄物となるものを、別の産業で原料として使い、廃棄物を社会全体で利用しつくし、最終的に廃棄物をゼロにしようとする考え方です。ロッテの国内各工場では、最終的に埋め立てられる廃棄物をゼロにするべく取り組みを継続しております。

生産工程での廃棄物発生量とリサイクル量の推移

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